情けは人の為ならず。新宿代演、噺の入り方ばかりを考えていたらクスグリに繋がるセリフを決定的に間違える。下りて来て「あぁ、間違えたー」と嘆いてたら「そんな時もありますよ」と昇也さんが大先輩のように頷いていた。優しい。直後の彼の高座、マクラの入りで噛む…うん、そんな時もありますよ(笑)

広小路千穐楽。師匠には弟子同様に可愛がっていただき、毎年のように南九州にお供した。お陰で鹿児島にも岡本さん(誰⁉︎笑)にも詳しくなった。喋りの瞬発力や回転が全く衰えないのが凄過ぎる。三人のお弟子さんと持ちつ持たれつ？いつまでもお元気で。だって芸協を背負って立つのは竹さんなのだから！

浅草今戸の潮江院で一門の皆様にご参加いただき初代可楽の法要と落語会でした。帰りは小痴楽さんと一緒。出番のため新宿三丁目駅で降りる彼に、見送る事なくササっと行ってと伝えると、降りるなりダッシュして去って行った。直後「見てくれました⁉︎」とのメールが来る。うん…そういう事じゃない(笑)

4年ぶりの遊吉会は鎌倉散策。長谷寺、大仏、源氏山を越えて銭洗弁財天、鶴岡八幡宮、ぼたん庭園を巡りました。沢山歩かせてしまったけど、天気にも恵まれ、師匠も楽しんでくれていたようなのでそれが何より嬉しかった。次回は川崎大師かなぁ。※A太郎さん、飲み会からじゃなく散策に参加して下さい(笑)

遊吉会は、お稽古でお宅に伺ったり、誰かと遊びにお邪魔してた流れから、数年前の大山詣りの際に、師匠の地元だから先達頼んじゃえってお誘いしたのがきっかけで今の形に。お稽古付けてもらったり慕ってる後輩も多いからすぐ集まる。そんな俺も一番教わってるのが遊吉師匠だ。遊雀会も復活したいねぇ。

客席が薄く反応も芳しくない時、下りて来て口にするのはたいがい保身であるとか不満といった目先のネガティブな事になりがちだが、言い訳をせず深みのある言葉で悟らせる重鎮はやはり尊い。 楽屋に戻った遊三師匠、一つため息をつき、次の一言で全てをさらう 「噺家になんぞなるんじゃなかった…」(笑)

昇也、遊雀に挟まれる出番も初めてかも。失礼な物言いかもしれないが、引き出し(やり方の)が多く、なおかつ確実に結果を出す人が前後に居るとこちらの自由度が増すからありがたい。滅多にないけど。 とか言って、好き勝手やって2分こぼしたよ…ごめん。とにかくこの顔付は間違いなく面白い！楽屋が(笑)

千穐楽おめでとうございます。ご来場ありがとうございました。前の出番の音助、柳雀、昇也が毎日ちゃんと繋いでくれるし、後の遊雀兄さんは拾ってくれるし、演りやすかったなぁ。トリまで残るのかと思いきや、里へ帰るとか、目が悪いとか、成田がどうのとか言ってみんな帰っちゃったよ…店立てだな(笑)

楽屋での受け応えがすっかり噺家らしくなった美よしさん。ただ、三遊亭のお姐様方に毒されたせいか薄汚れ気味なのが気になる(笑)良いよ！まつりでは自分企画のヨガがあるのに、同時間帯の紙切り教室を見に行きたいとトンチンカンな事を言う。ぜひ彼女の企画にお運び下さい。居ないかもしれないけど…。

昇輔さんの新作を初めて聞かせてもらう(途中からだけど)良くウケていた。楽屋の会話で「ペコは習ってないの？」と聞くと、古典派には教えるが新作派なら自分で作りなさい、という方針との事。なるほど、厳しくも温かい教え、ありがたいね。大丈夫、あなたは師匠に無い物を既に持っている！背と美だ(笑)

落語小僧来たよ。弁橋さんは入門当初から高座も楽屋も常に嬉しくて仕方ないという顔で居る変態だ(良い意味で)。嬉しい、楽しいはお客さんにも周りにも伝わる。当たり前のようで実は大事。これからもそのまま変態で！なーんて偉そうな事言いつつ、俺は酷い小噺やってごめんなさい。真似しないように(笑)

千穐楽おめでとうございます。あら馬姐さんは真面目で品が良いのにそれを表に出さない。根が利口なんだね。付き合いも良いから先輩にも可愛がられる。慕ってくれるのは嬉しいけど、楽屋で俺を「抱ける！」とか誘惑しないように。よく「お気持ちだけで…」とは言うが「お気持ちだけも、結構です！」(笑)

夢丸芝居お世話になりました。楽日の披露目の口上を覗く。こういう様式美はいつ見ても素敵だし、列座したいなと思う。口上は教わらないのでその人のセンスが出る。正解はないが主役はあくまでも新真打。理想は先代文治師の口上。脱線しても最後は七五調で締める緩急が格好良かった。今も俺のお手本だ。

まつりの反省点を報告しつつ、公式からもらった一枚を眺める。ゴミ屋敷の住人みたいに見えるけど違うから！前日にオークションのロットと順番決めてるとこ。俺があーしてこーしてってのを美よしがハイハイって書き出してくれて助かった。座り方が肝据わってて頼もしいぜ。末はオークション大魔王だ(笑)

しばらくぶりに助六師匠とご一緒する。「師匠はどうしてる？」と、可楽を気にかけて下さってありがたい。こういう時に師匠同士の関係性のようなものが垣間見えて何だか嬉しい。師匠もご息災で何よりです。千年も万年もお元気で。この写真欲しいって言われたのに俺にだけピント合っててごめんなさい(笑)

昨晩の広小路ホワイトにご来場下さいました皆様ありがとうございました。食事中、鯉花の高座は硬派で見た目とのギャップが好きだよ。と伝えると、横からあら馬姐さんが「私は？私は??好きって言って！好きって言って!!」…いやいや、なんか違うよ(笑)なんだかんだで最終的に好きと言わされる俺でした。

ごりんやさん企画のべ瓶さんとの会でした。ゲストは志の八さん。20数年ぶりにお会いしたら、タイムスリップして来た人みたいになってた…200数年ぶりの間違い!?打ち上げはゆにおん食堂さん。初めて連れて行ってもらったけど、料理美味しかったー。終始やかましくてごめんなさい。許してちょんまげ(笑)

昨日のカフェにお運び下さいました皆様ありがとうございました。自分の知ってる道楽亭が無くなり、中止になってしまった5月のブラックを追悼の意味も込めて、同じ形で最終回としてやらせて頂きました。お陰様で気持ち的にもスッキリしました。機会を与えて下さったごりんやさんにも感謝申し上げます。