アフガニスタン産ラピスラズリと、顔料ウルトラマリン。色に吸い込まれる…。

金城次郎の大きな鉢を金継ぎしたWさん。祖母が買って以来、エダマメを入れたりして長年使ってきたらしい。人間国宝になる前の作だから、さらに素朴で色味も味わい深い。使って育てた感じがすごくいい。

今年の夏は、家族のうつわを親子で金継ぎして直す人が多かった。ささやながらも人間関係を回復させる力があるように感じた。

8月で生徒が数名卒業しますので若干名、生徒募集します。秋からは希望に合わせて新うるし、本漆を使い分けて練習していきます。また漆の栽培や復興支援、美術修復などにも興味がある方はお知らせください。rokujigen.blogspot.com

琥珀のブローチを金継ぎした生徒Wさん。太古からの時間と時間をつないでいく感覚を忘れてはいけない…と思った。美しや。

スウェーデンの画家ヒルマ・アフ・クリント展が来年3月より東京国立近代美術館ではじまります。まずはドキュメンタリー映画を見てほしい。神秘主義的だけど現代絵画が忘れてしまった深い精神性を描いている感じ。たのしみ。trenova.jp/hilma/

ゆうパックに貼ってある切手がすごい。竹内栖鳳、荻原守衛、萬鉄五郎など芸術家シリーズと、東京オリンピック1964記念切手だった。こういうの、うれしい。

もうすぐ森美術館で、ルイーズ・ブルジョワ展はじまる。地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ…ってタイトルも気になる。mori.art.museum/jp/exhibitions…

パレスチナの伝統工芸として知られるヘブロン陶器を金継ぎした。現地はいま、どうなっているのだろう。

もうすぐ世田谷文学館で「寺山修司展」開催。これ、楽しみすぎる。 setabun.or.jp/collection_exh…

東京都現代美術館の高橋コレクション、すごいから見た方がいい。日本の現代美術史が新しく書き換えられた感じがする。《時代精神》を蒐めていることがよくわかる展覧会でした。

なすび画廊の横に、新宿少年アートの記録映像が流れていますが、僕も当時メンバーとして参加してまして、たぶんどこかに写ってます。長い間、封印してきた感覚が蘇ってきた。高橋コレクションがすごいのは道端に捨てられそうな繊細な感性に光を当てているとこだと思う。

来年、三菱一号館美術館でビアズリー展あるのか。25歳で亡くなって、いまだ世界で愛されてるってすごい。V&Aとの共同企画で2025年2月から。mimt.jp/blog/museum/12…

東京都現代美術館、次は坂本龍一展。音を視る 時を聴く、たのしみ。12/21から。mot-art-museum.jp/exhibitions/RS/

ちいさな美術館を作りたい・・・、というのが最近の野望なのですが、「ちいさな美術館」という2025カレンダー（翔泳社）ゲット。青い日記帳監修。

古いペルシャ陶器のランプをラピスラズリと漆で継いだ。色がとにかく美しい。

ウクライナ製のヴィンテージカップを金継ぎ。いま戦争に対して出来ることは少ないけど、壊れたものを修復することなら出来るかもしれない。

昨日、青森の津軽からどうしても金継ぎして直したいと、おじいさまが来店。美しい九谷の獅子香炉だった。次は、萩の茶碗を直したいから、また来月、来ます、と津軽弁で言われた。なんかいい1日だった。何かが修復されたことは間違いと思った。