北海道は21位か〜。惜しい！

日本映画専門チャンネルで『青春墓場』（奥田庸介監督 ／2021）を観た。 「カリスマキ、たけし以降」の時代の、人生の理不尽、不条理を描く良作だった。硬軟交えた演出に説得力があり、撮影・サワディーカ鈴木の絵作り、酒井隆英の照明も力強い。監督自らの演技が素晴らしい。 次回放映は9/27（金）。

ヌーベルバーグはカメラの技術的進歩なしには生まれなかった。高感度のフィルムや軽量のカメラは様々な状況での撮影を可能にした。それは絵の具がチューブ詰めにされ、イーゼルがアトリエから出たことによって印象派が生まれたことと似ている。

暑い夏。毎朝、ドリップしたコーヒーを強制冷却するたびに、原発の炉心の冷却について考える。

興味深い指摘。 ルネ・ラルー／メビウスの『時の支配者』（1982）が、映画としてはそれほど面白くなかったり、出﨑統の傑作『SPACE ADVENTURE コブラ』（1982）のお客さん置いてきぼり感も共通。地球とは関わりのない舞台こそがスペースオペラの真髄で、鑑賞者（地球人）のデタッチ感も大きくなる。

ルネ・ラルーの映画『時の支配者』（1982）といえば、授業でその話をしたので、家のどこかにあるメイキング本を学生さんに進呈しようかなぁとか思って探したが、見つからない。当時、3,000円くらいと高かった記憶があり、ネットで調べてみると現在は7,500〜32,600円！ びっくりして捜索中止…。

なんか、フランス方面で日本がいろいろ誇ることがあったらしいですが、マジで国民が世界に誇るべきアニメーション作家・黒坂圭太さんのサイトが多国語で充実しているので、ぜひご覧になってください。 keita-kurosaka.com

5年前に死去したスーザン・ピットは、日本ではフェミニズムの映像作家の草分け、アートアニメーション作家として知られていますが、本業の画業もアメリカン・ストロングスタイルで素晴らしい。舞台美術やら壁画やら、なんでもでござれの強靭なイメージ力に圧倒される。 suzanpitt.com

1962年のミニカー製造現場。イギリスっぽいのでマッチボックス社かな？

日本人の、人間以外の動物を生活圏から排除しようという情熱に気づく。 （個人がどうこうというより、住環境や社会的システムなどの整備など、歴史的、文化的な点で。）

長らく気になってた件は解決していた。

戦前のマンガ家たちの素晴らしい青春記。この純粋性を、手塚治虫に影響を受け、その後は乗り越えるべき世代的「仮想敵」とした宮﨑駿監督などはどんな気持ちで読むだろう。興味があるなぁ。 web.archive.org/web/2023020314…

もう来週ですが、近作をイギリス（ケンブリッジ大学内）で発表します。 展覧会・シンポジウム「In place of loss: Landscapes of memory and repair（喪失の代わりに：記憶と修復の風景）」 会期：2014年9月14・15日 会場：Leper Chapel（らい病教会、ケンブリッジ） worldsofcreativity.socanth.cam.ac.uk/index.php/outp…

バキュームフォームとかじゃなくて、彫塑的に制作するのか！

校内に隠れた芸能人を中・高校生（1000人）が探し出す…という凝ったバラエティ番組を放送中だけど、なんとなく『日本のいちばん長い日』（1967）や『キリング・フィールド』（1984）、『トマトチケチャプ皇帝』（1971）が描く、幼い集団（＋制服）の暴力性を連想して、生理的に見続けるの無理だった。

英国（ケンブリッジ大学内）で、昨品発表中です。 会場は12世紀に建築されたLeper Chapel（らい病教会）です。伊藤は新旧2品を展示しています。 ◉展覧会・シンポジウム「In place of loss: Landscapes of memory and repair（喪失の代わりに：記憶と修復の風景）」 ◉会期：2014年9月14・15日

2024年の間違い、ただ今開催中です！