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ニューヨークのマクロ系HFで働くトレーダー。 米国で話題の金融・経済・政治などの情報をブログでアップデートしてます。※記事はあくまで個人の意見であり、如何なる投資を勧めるものではありません。情報は正確を期す様に努力していますが担保するものではありません。

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linkhttps://investmentarchitecture.com/ calendar_today16-02-2019 03:43:04

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◆トレーダーとの会話 PPIがCPIの前に発表される月は限られていますが、PPIが予想を下振れるとCPIも下振れる傾向があるので明日のCPIは下振れを警戒。米株は先取りしたような動きとなっており、大切なのは『CPIが予想以下だった場合にSell the factになるか否か』と指摘する人が多かったです。

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◆トレーダーとの会話 CPIは予想を僅かに下回りましたが、株の反応はイマイチと感じる人が多数。数ヶ月前までは『インフレ低下⇨金利低下⇨株高』という解釈が多かったが、景気後退懸念があると『インフレ低下⇨企業の価格転嫁能力低下⇨企業業績悪化⇨株安』という解釈もあるのでは、と指摘する人も。

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◆BLSによる雇用統計改訂 今週、密かに注目されているのが水曜のBLS改訂。BLSは雇用統計の発表元で、今回の改訂は24年3月までの過去1年間の改定です。エコノミストの間で年間の雇用が40〜80万人下方修正される可能性が指摘されており『雇用は見た目ほど強くなかった』と解釈される可能性があります。

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◆トレーダーとの会話 東京23:00に発表される雇用のベンチマーク改訂に注目。過去の数字ですが、リバイスダウンが大きければFEDがBehind the curveにあることを意味すると考える人もいました。

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BLSによる過去分の雇用修正幅は約80万人で事前予想の中では『大きめの下方修正⇨悪い』です。ホームページの更新がされておらず、リンク先が昨年の30万人という数字を出していたので、勘違いしたアルゴがドル円を買ってしまったようですね。

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◆トレーダーとの会話 ジャクソンホールでのパウエル講演を受けて更なる『金利低下とドル安、株高』を見る人が増加。あるトレーダーは『9月に50ではなく25bpの利下げを行い、それが続く方が株にはプラス。一度に二つの飴を貰うよりも小分けに貰った方が市場は喜ぶ』と表現していました。

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◆エヌビディア待ち 株式市場にとっての『雇用統計』と言っても過言でないほど注目されるエヌビディア決算。日本時間29日午前5時20分に発表されます。 為替だけ特殊な動きをしていますが、月末の二営業日前なのでニューヨーク勢が入ってドル買いが加速しているようです。 jp.reuters.com/markets/japan/…

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◆市場参加者の雰囲気 他社トレーダーと話しても今月は『酷い月だった』と話す人が多かったです。特に今年になって円のアセットに力を入れたファンドは災難。利上げした直後に金利が急低下する悪夢でした。来月からは『雇用統計⇨25?50?の利下げ』と『米大統領選』が最大のテーマと言う人が多いです。

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◆NYの雰囲気 夏休みも終わって今日から人が戻ってきます。ここから年末までは『利下げのペース』『大統領選』が大きなテーマ。パウエル議長は9月利下げを”ほぼ”確約したので、あとは利下げの”スピード”の問題ですが、私の周りは市場が織り込むほどの利下げは無いのでは、と楽観的な人が多かったです。

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◆米求人件数 7月の米求人件数は7673千件と予想の8100千件を大幅に下回りました。この発表を受けてドル円は下落しています。

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◆トレーダーとの会話 『全ては雇用統計次第』ですが、仮に強い雇用統計後でドル、金利、株が上昇したら『逆張り』という意見の方が多かったです。一方、弱い雇用統計に対しては『(来月も弱いのではと連想しやすく)逆張りはしたくない』という意見が多かったです。

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◆なぜ株売りに? 雇用統計は概ね予想の範囲でした。むしろ直前まで市場で警戒感が漂っていたことを考えると『悪くない数字』という解釈が多いです。株は今回の数字を受けてウォラー理事やウィリアムズが9月は25bpに留まることを示唆した為、失望売りとなっています。

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◆9月の利下げ幅は?(トレーダーとの会話) 雇用統計やウォラー理事のスピーチを受けて多くのトレーダーが0.5%では無く『0.25%の利下げ』を予想。今週はCPIがありますが、いまの米経済の焦点はインフレではなく雇用なので今月のFOMCにはあまり影響しないと言う人が多いです。

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◆米大統領選討論会 日本時間の11日午前10時からハリス氏とトランプ氏の討論会が予定されています。前回のような『トランプ圧勝』は想像し難いと考えるトレーダーが大多数です。

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◆トレーダーとの会話 昨日、WSJが『25bpか50bpの利下げはクローズコール』と買いたことでドル売りと短期金利低下が加速。この記事の後、市場の利下げ織り込みが深まったことで『50bp利下げのハードルが(金融市場へのサプライズという意味で)下がった』と考える人が多かったです。

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◆FOMC 市場は50bp利下げを65%織り込んでおり、25bpに留まる方がもはやサプライズに。ダドリー元NY連銀総裁など、50bpを支持する解説者も多いです。ただ、私の周りのトレーダーは『50bpには反対票を投じる委員もいそうで記事の通り、”close call”だと思う』とまだ慎重な人が多いです。

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◆ドル買い金利上昇 WSJ Nick氏のツイートで金利が上昇してドル円も買われています。先日、今回のFOMCを”close call”と記事にしたことで市場は『50bp利下げ?』と解釈しましたが、先ほどのツイートでは自身の記事にリスクヘッジを入れており、ドルが買い戻されています。 x.com/NickTimiraos/s…

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◆トレーダーとの会話 『昨日のFOMCは”最低でも”年内50bpの利下げを確約してくれた』と解釈する人が多く、金融政策の不透明感が少なくなったことで次の注目は大統領選に。とはいえ選挙まで時間があるので暫く『米経済が大きく悪化しない限りリスクオン相場についていきたい』と言う人が多いです。