『海の極小! いきもの図鑑―誰も知らない共生・寄生の不思議』 図鑑と銘打ってはいるが、科学読み物よりの写真集といった印象。写真がきれいで興味深いが、自分にはマニアック過ぎた イソギンチャクの話とチリメンモンスターの話を地にしようと一手いれたが、まだまだまとまらなさそう #読書記録

『食べる経済学』 前半は需要の自己価格弾力性とか市場の負の外部性とか、食料の生産と消費の特性を踏まえつつしっかり経済学の話。後半は行動経済学や認知バイアスを扱った政策例から食料生産に関する技術進歩の話など 雑学の本かと思ったらグローバルな社会課題に向き合う硬派な本。満足 #読書記録

『世界をめぐる動物園・水族館コンサルタントの想定外な日々』 水族館や動物園の意義や課題、バックヤード事情や関わる人たちについての俯瞰的な総論 個々のエピソードやパラグラフは短く、読み物としてのエピソード集ではない。動物に関わるキャリアを目指すなら参考になりそう #読書記録

『「役に立たない」研究の未来』 著者達の渾身の役に立たない研究が紹介されてる面白本かと思ったら、基礎研究の意義や科学のあり方を論じた真面目な内容だった これはこれで好き 論旨の「研究」を「読書」に置き換えると身近に同じ構造がある気がする。 「気になる」だけを理由にしたい #読書記録

さまよっているのはPTAの森 さまよっているといえか、迷走しているというか 別に嫌なわけではない、むしろ楽しんでる #夏はヨンデミーちゃんねる

『がっこうはじごく』 文中で学校は変なところだし、嫌いだったし、今も嫌いだと繰り返されてはいる。しかし、攻撃的な内容ではなく、人間に対する優しさが滲むエッセイ 懐かしんだり、共感したり、うっすら涙ぐんだりしながら周りの子育てや教育、大人になるということ等を考えた。 #読書記録

『怪虫ざんまい―昆虫学者は今日も挙動不審―』 珍しくて変な虫たちとそれを追いかける昆虫学者の話 interestingとamusingが3対7くらい。 このくらいのが読みたかった。コロナに対する罵詈雑言の勢いが好き。 『カワセミ都市トーキョー』と同じくコロナで身近な自然を再発見した話でもある #読書記録

『天国にたまねぎはない』 YA。喪失と回復、少しミステリーな話。比喩表現他レトリックが上手い。 「色々あって、うまく言語化できないけど、なんだか泣きたい」そんな気分にマッチする一冊 #読書記録

『ナマコは平気！目・耳・脳がなくてもね！』 ナマコの生態、分類からナマコに関わる文化まで。ナマコと一緒に冒険しながら、ナマコを学ぶライトなサイエンス読み物 物語部分は人を選ぶかもしれないが、なんだか哲学的なことや人生訓なども書かれていて、ちょっと面白い。個人的には好き #読書記録

『春、出逢い』 短歌甲子園を目指す高校生達の青春小説 思春期ならではの葛藤や勝負の熱さよりも、友情等の関係性の眩しさが焦点。空井朱那の入部とその後の馴染っぷりとか共感できなくてジェネレーションギャップを感じる 登場人物ごとに短歌を書き分けが、説得力があり面白いし上手い #読書記録

『王様のキャリー』 車椅子のeスポーツ選手とそのファンが主人公の児童書。王道進行でそれ故に泣いてしまう。(ネタバレ)ラストでタイトルのギミックに気付き痺れた。主人公は中学生だが、想定読者は小学校高学年くらい？ ちょい前に聞いたePARAの加藤さんの講演と関連。eスポーツ良いね！ #読書記録

昨日は小6息子が久しぶりの塾弁当で、朝から張り切って作った 帰宅後に弁当箱を出しながら曰く「美味しかったけど少なかった」 成績がどうのよりもよっぽど成長を感じる嬉しい台詞。来年は無限胃袋と言われる中学生男子

『ヤングタイマーズのお悩み相談室』 YA小説 シリアス過ぎない思春期の悩みにラジオのパーソナリティが緩く、だけど真摯に答えるYA。ラジオの外側の話とラジオの内容のバランスが良い。作中で流れる様々な音楽も聴きたくなる。良作。3,4話も良いけど、6話が今どきの悩みっぽくて特に好き #読書記録

『全校生徒ラジオ』 ラジオつながりの日常系YA。 中学生女子達のゆるい雑談を配信するポッドキャストと、いつの間にか自己と向き合い成長するリスナーの少年。中学生の雑談をこの分量・この解像度で創作した上で、YAらしいストーリーも付けるのはスゴ過ぎ！ 誰かに共有したくなる一冊 #読書記録

読書教育の大切さを聞くほど、子供の読書時間が確保できなくて積もるモヤモヤ…で、「読書教育をしよう」と頑張るのは諦めました こだわらずに早く帰れた時や休みの日にだけ一緒に読書、それ以外は各自のタイミングで読書 時間が取れなければ読まない日もあります #金曜日はお悩みシェア #ヨンデミー

わかり味が深い 我が家は読み聞かせではないけど 長男「電車に乗るなら駅で本買ってね」 長女「病院ですぐに呼ばれたからゆっくり読めなかった」 と言い出す程度に外出時=読書タイムになりがち

『春のほとりで』 青とも春とも限らない青春小説。 YAよりは大人向け。奇数話、特に「真白のまぼろし」が好き 主人公達の抱える色々なままならなさに胸が痛む、確かに10代ってこんなイメージ ＆冬木先生は指導力もなさ過ぎに見えるけど高校生からみた先生のイメージってこんなものかも #読書記録

そんな方法があったなんて 本を切るのは心理的な抵抗があるけど、これはすごく素敵なアイディア！