「幻の日本酒」 酔いどれノート 篠田次郎 著 ◆「幻の日本酒を飲む会」を主催して25年。 吟醸ブームの真ん中で考え、怒り、喜び、酔いつぶれた日々をドキュメント。 mumyosha.co.jp/docs/02new/yoi…

『東北の街道 　ー道の文化史いまむかしー』 東北41の街道30の宿場21ヵ所の峠の歴史や文化を、各県街道史の第一人者が余すところなく書き下ろした7000キロの旅 ！旅のお供のガイドブックとしても是非。 buff.ly/3YaUGvX

「地域の食」を守り育てる ~秋田発 地産地消運動の20年~ ▪︎全国の地産地消ブームに火をつけた秋田の市民団体の活動の軌跡。 buff.ly/4d2b7RG…

スマートフォンは持っていない。このことに思想的、哲学的な理由はない。ガラケーはあるが、月に1度か2度しか使わない。外出時にも「できるだけ」持ち歩かないから、このガラケーすら必要ないといえば必要ない。それで何の痛痒も感じない。いまのところスマホとは無縁で、そのことに満足している。

『秋田のことば』 秋田県教育委員会が、独自の文化事業として３年３カ月の調査期間をかけて、全国にさきがけて編んだ方言辞典。昭和４年の「秋田方言」（秋田県教務課編）から７０年を経て、豊富な語彙とわかりやすい内容の方言辞典。 buff.ly/4cZvlv7

『森の時間 海の時間』 故・山尾三省の６０篇の大好きな詩に、妻が折々の日々の想い出や雑感を交えた短文を付す。初の夫妻共作詩文集。 buff.ly/3Tz3F9B

【上遠野秀宜栗駒山紀行】 時代が大きく変わろうとしていた維新前後、ただ一人、山を目指したサムライがいた。上遠野による栗駒山登山記を翻刻し、かつ自らの栗駒山スキー・クルージング紀行も付して、栗駒の今と昔をあざやかなカラー写真と文章で編む。 mumyosha.co.jp/docs/08new/kad…

『高岡専太郎～ブラジル移民の赤ひげ先生～』 秋田県に生まれ、ブラジル移民の赤ひげ先生と呼ばれた医師の、知られざる生涯を追う。 悪性マラリアなどの予防医学の権威として、邦人移民社会の保健衛生に貢献した「もう一人の野口英世」の生涯。 buff.ly/3SEL35c

『秋田市歴史地図』 絵図や地図は、時代を順にたどってみると、思いがけない町割りの過程が判明し、歴史の空白部分の解明の手がかりになる。この歴史地図は一つ一つが単に時代の断面を語るだけでなく、全体を通して、長い歴史の流れを語るものである。 mumyosha.co.jp/docs/09new/tiz…

原稿を持ってきたのは、92歳、初めて文章を書いたという著者。 高価な墓石をたてるより、自分の人生を一冊の本にして残したい と。 こういった出版依頼が増えている。 これもまた出版の役割だ。

ＮＨＫのローカル番組で「イノシシ被害」について特集が組まれていた。キャスターとおぼしき若い女性が、番組の最後に「クマの狩猟文化の豊かな秋田で、イノシシの捕獲に関してその技術がないのに驚いた」と締めくくっていた。いやいや、もともと秋田にはイノシシはいない。

その存在が確認されたのは暖冬化の進んだここ10年のこと。捕獲技術も何も、存在しない動物に「罠を仕掛ける技術」は育ちようがない。暖かかったとされる縄文時代ならともかく、雪が降るようになってからの秋田にイノシシは棲めなかったのだ。

小さなことでも報道には歴史的な基礎知識が必要になる。個人的な感想や印象だけで仕事をすれば笑われる。

2015年連続テレビ小説「マッサン」のなかで、舞台となった北海道でイノシシが獲れたので「シシ鍋を食おう」というシーンがあった。このシーンは地元の北海道ではずいぶん問題になった。イノシシは北海道にもいないからだ。

「マッサン」は大阪の制作局担当。西日本同様、北海道も山の中では当たり前にイノシシを食べるものと疑わなかったのだろう。残念ながらイノシシはブラキストン線を渡れなかった動物だ。

絶版本『羽州街道をゆく』 在庫でてきました。 ご注文は↓ ◆大名が参勤交代で通り、庶民が商いやお参りに利用した羽州街道。奥州街道とともに東北二大街道として時代とともに発展をとげた街道の５８宿に歴史、民俗、自然を訪ねるガイド。 #街道 #羽州街道 buff.ly/3sA7MI9