薄毛の店員さんの後を引き受けて、タロー書房のつぶやきが再開します！本に関係のあることから無いことまで、うるさくつぶやいていきますよ～。今まで同様、よろしくお願い申し上げます。

『読書について 他二篇』ショウペンハウエル著 岩波文庫：国際政治学者の平良先生は偏食活字中毒のPにこの本を読むようにと紹介してくれましたが、どんなことが書いてあるのか予想もつかず。ともかくは読んでみますね。。。タロー書房には岩波文庫も多数揃っています。

『ジェノサイド』高野和明著：角川書店　小説部門では、今年一番お勧めの本です。出版されて以来ベストセラー街道まっしぐらですが、読んでおいてよかったと心から思える1冊。帰省のお供に、旅行のお供に、寝正月のお供に、受験生の息抜きに、、、、、最適です！

『ヒア・カムズ・ザ・サン』有川浩著：新潮社　７行のあらすじから生まれた２つの小説。一見分かりにくい設定ですが読めばスッキリ。主人公とヒロインの距離感にニヤニヤできる有川浩さんらしい作品です。

『舛添要一の6カ国語勉強法―体験に裏づけられた上達への近道』 舛添要一著：講談社　今年の目標は語学習得だ！とした方は、まずはこの本で方法をさぐってみてはいかがでしょう？体験的上達法と言うだけあって、取り入れてみたいことが満載されています。試してみる価値はアリ！

びびっときた本をご紹介しておりますので、売切れ・絶版等はご容赦ください。

『舟を編む』三浦しをん著：光文社　新しい辞書『大渡海』の完成を目指す辞書編集部の物語。辞書作りという仕事に対する登場事物のリアルな奮闘ぶりが読み応えあります。職場での出来事と照らし合わせて「あるある」と納得すること請負の小説です。

『ザ・ベストテン』山田修爾著：新潮文庫　かつて胸をときめかせた木曜午後9時。ぼくらが覚えている歌番組は、歌手が欠席してしまう前代未聞のものだった！？　テレビ黄金期において番組作りにすべてをかけた男が語る、70～80年代の放送・芸能・社会。巻末収録・黒柳徹子さんとの対談にも注目。

『魔術はささやく』宮部みゆき著：新潮文庫　ドラマが放映中の『ステップファザー・ステップ』と同じく宮部みゆきさんの初期の作品。ジャンルとしてはサスペンス・ミステリー。エンターテイメントとして筋の通った、何度も読みたくなるストーリーです。

『FREE TOKYO~フリー(無料)で楽しむ東京ガイド100 』ジョー横溝 著：ブルース・インターアクションズ￥1680　０円で楽しめる東京を紹介しているガイドブック。観る・体験する・遊ぶなどの項目に分かれてるので散歩のお供に最適。もちろん読むだけでも息抜きにもなります。

『歪笑小説』東野圭吾 著：集英社文庫　ドラマや映画が次々とヒットしている東野圭吾さんのユーモア溢れる短編集です。作家さんや編集者って本当にこんな感じなの！？と思いながら、ページをめくる手が止まりません。通勤・通学のお供にいかがでしょうか？巻末の「既刊紹介」もオススメです。

『人質の朗読会』小川洋子 著：中央公論新社　「ある事件の人質となった方々による朗読会」物騒な背景とは裏腹に、静かなで淡々としたお話。小川洋子さんの文章はとても綺麗なので、優しくて静謐な映像が俯瞰で浮かびます。

ドイツ騎士団のことを知りたくて、なにかいい本がないかと思ったが、なかった。結局Wikipedia。いい時代なのか！？

やる気が沈滞しているときに、だいたいビゼーの交響曲が流れて、なんだかどうでもよくなる。不思議な魅力のある曲だ。

洋泉社の新書yで『渡辺京二傑作選』と題して、3作一挙刊行。といっても同じ洋泉社のMC新書で出ていたものですが。値段は安くなってマス。当店明日入荷予定。予定は未定。

シューマンのライン交響曲が流れておる。この曲を聴くと、若かった昔が思い出される。

「ててごとははごとごとごとと　いっこくばしでまでばよい」　子連れ狼の主題歌だが、「いっこくばし」はうちの店の近所にある「一石橋」（いちこくはし）のことだろうか。ごとごとは乳母車のゴトゴトという音かと思ったが、五斗五斗で一石らしい。へえ。五斗米道の五斗ですな。

毎年、この時期になると、頼まれもしないのに戦争フェアをやっていましたが、今年はやりません。期待されていた極々極々一部のお客様、すみませんです。

ヴィシェフラド！フィンランディアと並ぶ愛国の熱情を感じられる名曲だ。

今まで、ポツポツと本に関係のないことを呟いてきた薄毛の店員ですが、一身上の都合により左様ならでございます。ありがとうございました。